新型ステップワゴンのカスタムカーが早くも登場! エアロパーツを備えつつ落ち着いた雰囲気の「ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプト」【東京オートサロン2022】

2021年1月7日(金)に新型モデルがジャパンプレミアとなったばかりのホンダの人気ミニバンであるステップワゴン。そのハイブリッドモデルとなるe:HEVのスパーダ プレミアムラインをベースとしたカスタマイズモデルが、早くも東京オートサロン2022のホンダブースに登場した。グラーデーションが特徴的なボディカラーやローダウンしてスポーティな見た目の新型ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプトを紹介する。

ホンダ 新型ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプト

エアロパーツを備えつつ、落ち着いた雰囲気を演出したスパーダ

ホンダ 新型ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプト

新型ステップワゴンは、初代モデルをモチーフとしたシンプルかつクリーンなボクシーなスタイルに先祖返りを果たしており、すでに多くの好評を集めているのはご存知の通り。

ホンダ 新型ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプト

現段階ではステップワゴン エアーに特に高評価が集まってはいるが、今回展示されたスパーダも従来の加飾過多のギラついたものではなく、エアロパーツを備えてはいるものの落ち着いた雰囲気となっているのは、先日発表されたトワイライトミストブラックパールではなく、プラチナホワイトパールのボディカラーを纏っていることも影響しているかもしれない。

カラーの境目を強調するのではなく、グラーデーションで違和感を払拭

単純なツートンカラーではなく、ピラー部分でグラーデーションで徐々に白から黒に変化している, カーボン調のドアミラーカバー
単純なツートンカラーではなく、ピラー部分でグラーデーションで徐々に白から黒に変化している, カーボン調のドアミラーカバー

そんな新型ステップワゴン e:HEV スパーダ コンセプトは、カーボン調のドアミラーカバーとルーフ部分をブラックアウトして重心の低さを演出。

ただ、そのままスパッと色を変えてしまうことはせず、グラデーションで徐々に色を変えるという手法で違和感を払拭している点はさすが。

新型ステップワゴン購入後のカスタムの参考になる1台

またホイールをインチアップしつつO・Z製の細身のスポークのものを採用し、15ミリほどローダウンすることでドッシリとした安定感とカタマリ感を作り上げており、ホンダらしいスポーティな走り味を想起させてくれる仕上がりとなっている。

なお、このローダウンサスペンションは試作品で現段階で市販の予定はないとのことだが、この程度のローダウンであればHonda SENSINGに影響を与える可能性も低いということで(ただしローダウンは自己責任となる)、新型ステップワゴンを購入後にカスタマイズをしようと考えている人にとっては参考になる1台と言えるそうだ。

[筆者:小鮒 康一/撮影:佐藤 正己]

© 株式会社MOTA