共通テスト2日目 東大前では厳重な警備

1月16日東京都文京区の東京大学の前で3人が刃物で切り付けられた事件を受け、大学入試センターや文部科学省は、会場の各大学に警察と連携するなどの警備強化を求めています。

東京大学は周辺の警備体制を強化して見回りを増やすなどの対策を図ったということです。

一方、殺人未遂の容疑で、逮捕された高校2年の少年が「医者になるため東大を目指して勉強していたが、成績が1年前から振るわなくなり、自信をなくした。」と供述していることが分かりました。

少年は3人と面識やトラブルはなく、警察は大学周辺で無差別襲撃を図った可能性があるとみています。少年の父親は弁護士を通じて「被害に遭われたご本人様には心より申し訳なくおわび申し上げます。」とのコメントを発表しています。

また、少年が通う名古屋市内の私立高校は「孤立感にさいなまれて自分しか見えていない状況のなかで引き起こされた」と推測していて、「学校としておわびする」とコメントしています。

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