ほさかようの「遠ざかるネバーランド」を2018年にイッツフォーリーズがミュージカル化
幅広い世代から好評を頂いたこの作品を、キャストを一新し、新演出で!
本作品は2010年に空想組曲のほさかようが上演。
その後2012年、 2015年とストレートプレイでの上演が続き、 `18年にイッツフォーリーズがミュージカル化。`22年、キャストを一新し、 新演出で再演。今年で劇団創立45年、オリジナルミュージカルを発信し続けるイッツフォーリーズが、ティーンエージャーに贈る、大人のダークファンタジー。
ものがたり・みどころ
17歳のいずみは、 空を飛びたいと願っていました。 空を飛べれば、 どこか遠く、 そう、 ネバーランドのように永遠に大人にならない世界に行けると信じていたから…。
《ウエンディは、 星がきらめく夜空目指してとびたったのです》
いずみが空に手を伸ばし飛ぼうとすると、 いつしかそこはピーターパンのいる世界、 ネバーランドになっていたのでした。
ルフィオ、 トゥートルズ、 エコーの迷子たち、 狩人のタイガーリリー、 人魚のビスカ……そしてピーターパン。 名前を聞かれた、 いずみは自ら「ウエンディ」と名乗り、 ネバーランドの一員となりました。 みんなの願いは、 そう、 空を飛ぶこと。 空を飛ぶために必要な妖精の粉を探しに冒険の旅に出発します。 けれども、 そこには空を飛びたくない海賊たちや、 ウエンディをいずみに戻したい少年とティンカーベルも現れて…いつしかみんなの飛びたい気持ちは揺らいでいってしまうのでした。
ウエンディは、 ネバーランドの住人たちは、 果たして空を飛べるのでしょうか?そして、 ウエンディはいずみに戻れるのでしょうか?
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演出 渋谷真紀子 コメント
私も大好きなピーターパンの物語ですが、 このネバーランドは少し違います。 ジェームズ・M・バリー著のピーターパンが滲ませる誰の助けも求めない孤独さが、 この少女と重なり、 本作に魅了されました。
今回、 半世紀近くオリジナルミュージカルを創り続けているイッツフォーリーズで、 人気戯曲が原作のミュージカルを演出できることを大変光栄に思います。 私自身、 悩める思春期にファンタジーの 世界を求める主人公の葛藤が痛い程わかります。 封じ込めていた言葉をフワッとファンタジーに迷い込ませるほさかようさんの脚本と、 繊細でダイナミックな吉田さとるさんの音楽が、 想像の翼を広げます。 初演の美術・衣装を活かし、 魅力的な新キャストやスタッフの皆さんと、 主人公の心象表現を深化させ た22年版をお届けするのがとても楽しみです。
大人になんてなれない……
ピーターパンが大好きな少女が飛んでいこうとしたネバーランドではどんな大冒険が待っているのでしょう?
「大丈夫だよ」
どんな時も1人じゃない。
手を取り合う勇気が、 少しでも“大人”に近づくことなのかもしれません。 今だからこそ、 私たちのネバーランドにいらして下さい。 このネバーランドが遠ざかる頃には、 優しい翼に包まれていますように。
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出演
徳岡 明、 工藤広夢、 神田恭兵
青柳塁斗、 金村 瞳、 鈴木彩子
東城由依、 刀根友香、 近藤萌音、 杉尾優香、 森山真衣
川原一馬、 藤森裕美
スタッフ
脚本=ほさかよう(空想組曲)
演出=渋谷真紀子
音楽=吉田さとる
作詞・歌唱指導=坂口阿紀
美術=野村真紀
振付=三枝宏次
照明=高山晴彦(アルファソリューション)
音響=返町吉保(キャンビット)
音効=天野高志
衣裳=恵水流生(エミールハート)
衣裳製作=天野杏百子
殺陣=梶 武志 演出助手=有坂美紀
舞台監督=岩戸堅一(アートシーン)
イラスト・ロゴ=鈴木雪乃
制作=鎌田奈々美
プロデューサー=𡈽屋友紀子、 松本崚汰
特別共催=公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団
提携=俳優座劇場
協力=アミューズ、 キューブ、 ジャンクション、 クリオネ、 麻布十番商店街振興組合
主催・企画・制作=株式会社オールスタッフミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
公式 WEB https://www.allstaff.co.jp/neverland22/index.html
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