新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は19日、新たに1人の死亡と、10歳未満~90代の男女708人の感染が確認されたと発表した。重症1人、中等症1人、軽症607人、無症状41人で、58人が調査中。うち457人の感染経路が不明という。
市によると、亡くなったのは、市内の病院に入院していた70代の男性。昨年12月15日に陽性が判明し、1月8日に死亡した。基礎疾患があり、ワクチンを2回接種していた。
市内では、新たに9施設でクラスター(感染者集団)が発生した。
すでに児童11人の感染が確認されていた市立小学校では、新たに10人の陽性が判明。17日から休校としており、感染者と同じクラスの児童・職員を中心とした約200人を対象に集団検査を実施している。
放課後デイサービス施設でも新たに利用者1人、職員1人の感染が判明し、陽性者が6人となったほか、児童福祉施設でも利用者4人の感染が分かり、陽性者は6人となった。
また、市内3カ所の認可保育園と幼稚園で陽性者がそれぞれ6人となり、小規模保育事業施設では、職員3人の感染が新たに判明し、陽性者は5人となった。
患者3人と職員1人の感染が確認されていたJCHO横浜中央病院(横浜市中区)では、新たに職員5人の陽性が判明し、感染者は9人となった。