【新型コロナ】神奈川・公立高入試 受験できなかった感染者 追検査後ろ倒しへ 変異株拡大で

 新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大を受け、神奈川県教育委員会は19日、県内公立高校入試の本試験を受験できなかった感染者ら向けの追検査の日程について、当初の予定より後ろ倒しすることを明らかにした。本試験から6~9日後だった日程を10日後にすることで、感染者や濃厚接触者の受験機会を確保するとしている。

 県教委によると、2月15日の「共通選抜」の追検査は、21日から25日に変更。追検査を22日に予定していた連携型中高一貫校の県立愛川、22日と24日に予定していた県立クリエイティブスク-ル5校と県立インクル-シブ教育実践推進校14校についても25日に変更する。追検査も受験できなかった場合には3月10日に追加の検査が予定されている。

 また、3月11日に実施される定時制・通信制課程の「定通分割選抜」では、感染拡大の影響で受験できなかった場合の救済策として、新たに追加の検査を同月25日に行う。

© 株式会社神奈川新聞社