広瀬すず&松坂桃李 消せない烙印背負った2人 遠くを見つめる視線で並ぶ 「流浪の月」初ビジュアル

5月に劇場公開される、広瀬すずと松坂桃李のダブル主演映画「流浪の月」の、初の作品ビジュアルとなるデジタルポスターが公開された。公開されたデジタルポスターでは、過酷な運命に翻弄される広瀬すず演じる更紗と、松坂桃李演じる文の2人が、遠くを見つめるような視線で並ぶ姿が捉えられている。

ポスターは広瀬のクランクアップ日に撮影され、美術の種田陽平と北川深幸によりセッティングされた物語の要となるカフェが撮影地に選ばれた。穏やかに射し込む陽の光と影は照明の中村裕樹による演出で、ポスターに添えられた「元誘拐犯と、その被害女児。――許されないふたり。」のコピーにある、消せない烙印を背負った2人の姿が浮かび上がっている。

「流浪の月」は、2020年の本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説の映画化作。広瀬すずと松坂桃李がダブル主演する。引き取られている伯母の家に帰りたがらない10歳の家内更紗と、更紗の意をくんで部屋に入れてあげた大学生の佐伯文。やがて文は誘拐罪で逮捕されてしまう。「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、15年後に更紗と文は再会する。家内更紗を広瀬が、佐伯文を松坂が演じ、「悪人」「怒り」などの李相日が監督を務める。

【作品情報】
流浪(るろう)の月
2022年5月、全国ロードショー
配給:ギャガ
(c)2022「流浪の月」製作委員会

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