小田原でガンダムのご当地ナンバー開始「あれはいいものだ」 早朝から並ぶ市民も 

小田原市で初めてのご当地ナンバーとして発行が始まった「機動戦士ガンダム」のナンバープレート

 ご当地ナンバー、行きまーす─。人気アニメ「機動戦士ガンダム」の富野由悠季総監督の生まれ故郷の小田原市は20日、ガンダムをデザインしたミニバイクとオートバイのナンバープレートの交付を始めた。同市初のご当地ナンバープレートで、早朝から並んだ市民は「ずっと待っていた」と喜んだ。

 富野氏が昨年7月にふるさと大使に就任した縁から実現。同市によると、ガンダムのご当地ナンバーは全国初。3300枚を発行するが、1030枚分の事前申し込みがあった。

 交付は市役所の特設会場で朝8時半からスタート。早速、プレートを受け取った会社員男性(64)は「若い頃はプラモデルを作った。走って小田原を宣伝したい」と笑み。別の会社員男性(50)も「今まで小田原にはご当地ナンバーがなかった。市民である以上は付けなければ」と待ち切れない様子だった。

 プレートは排気量50cc以下が白色、90cc以下が黄色、125cc以下がピンク色。2月14日からは通常の窓口でも交付する。

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