福山市の企業が製作 カープ森下&栗林 ”顔型”花瓶

今シーズンのカープ新グッズがお披露目されました。

その中でもひときわ存在感を放っているのが顔の形をしたフラワーポットです。

昨シーズン大活躍の森下投手、栗林投手の顔をかたどったインパクト抜群の花瓶です。

広島東洋カープ 企画デザイン室デザインチーム 徳澤瞳リーダー「(2人とも)新人王を取られていて華があって人気のある選手ということで、花を添えるという意味でフラワーポットを作りました」

製作したのは福山市の企業なんです。製作現場を取材しました。

福山市の精密部品メーカー「キャステム」。球団からのオファーを受け製作した顔型の花瓶には3Dスキャンという技術が使われています。

森下投手と栗林投手の立体データを装置に読み込ませ、そのデータをもとに型を作りました。

その型に樹脂を流し込み固まると花瓶の形が現れます。最後にやすりなどで仕上げ白く塗装されて完成。

白にしたのは「好きな色に塗ってもらえるように」という栗林投手のアイディアを反映させました。

キャステム 池田真一課長「似てるなというのが一番大切なので、髪のつくり方とかそこの3Dデータのつくりかたとかすごくこだわってます。暗い世の中ですがこういう商品で明るい話題を届けたいなと思っています」

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