【新型コロナ】相模原で195人感染、2人死亡も確認 保育園クラスター拡大

相模原市役所

 新型コロナ感染症を巡り、相模原市は22日、新たに市内外に住む10歳未満~90代の男女195人の感染とともに、そのうちの1人を含む計2人の死亡を確認したと発表した。死亡者を除いた194人の症状は、中等症1人、軽症189人、無症状4人。121人の感染経路が不明としている。

 市によると、死亡したのは市内の80代女性と60代男性。80代女性はせきなどの症状で13日に市内の病院に救急搬送され、検査で陽性と判明して入院していた。60代男性は市内の高齢者施設に入所しており、発熱などで18日に市内の病院に救急搬送されたが、すでに心肺停止状態だったという。

 感染者の年代別は、20代51人、10代34人、30代27人、40代24人、50代と10歳未満20人、60代9人、70代5人、80代4人、90代1人。

 市内のクラスター(感染者集団)関連では、緑区の保育園で新たに職員ら4人の陽性が判明し、感染者は計24人になった。

 また、市は21日に発表した感染者数に重複があり、3人分を取り下げた。

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