リンナイ、専用無水鍋単体販売の新施策=専用調理器具、普及帯にも拡大

リンナイ(愛知県名古屋市、内藤弘康社長)は2月1日、同社の普及帯ガスコンロ製品での使用を想定したアルミ鋳物製無水調理鍋「Leggiero(レジェロ)」を発売した。

従来同社は調理器具を高級帯製品のみに価値を高める目的でオプションでラインアップしており、普及帯の使用を想定した単体販売は初。販売はガスコンロ製品販売店のほかホームページの直販コンテンツを活用する。

普及帯での使用を想定した専用調理器具を単体販売する理由は「ボリュームゾーンの普及帯製品をご利用する方たちにも、おいしい食事を毎日手間なく準備する機会をご提供するため」と説明している。

開発は、無水調理が同社の専用アプリ「プラスアールレシピ」で評価レビューが高く、調理時に水を使用しないため素材本来の味を楽しむことができるとして近年人気が高まっていることに着目したことがきっかけ。

「スタイリッシュさと軽さを兼ね備え当社独自の技術と高い加工精度で実現」(同社)し一般販売することで、エンドユーザーの同社製ガスコンロ製品全般の購入インセンティブを高めることを狙いとしている。

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