<レスリング>2.3~6第1回ランキング大会(イタリア)は延期、世界選手権のシードは8人へ…UWWが発表

 

 世界レスリング連盟(UWW)は1月20日、新型コロナウィルス感染の拡大により、2月3日(木)~6日(日)にイタリア・ローマで開催予定だった2022年の第1回ラインキング大会「マテオ・ペリコネ国際大会」を6月に延期することと、世界選手権と大陸選手権のシード選手数の変更を決め、ホームページで発表した。

 「マテオ・ペリコネ国際大会」の延期とともに、未定だった残り2つのランキング大会の開催地を承認。今年の4つのランキング大会を下記の通り確定した。地域的に偏りがないようにする方針が示されており、確定していた欧州2大会に、アジアとアフリカが加わった。

2月24日(木)~27日(日):ヤシャ・ドク&ベービ・エムレ国際大会(トルコ・イスタンブール)
6月2日(木)~5日(日)大会名未定(カザフスタン・アルマトイ)
6月22日(水)~25日(土):マテオ・ペリコネ国際大会(イタリア・ローマ)
7月14日(木)~17日(日):大会名未定(チュニジア・チュニス)

 また、6月27日(月)~30日(木)にアルジェリア・オランで行われる地中海大会が、ランキングの対象大会に加わった。他の地域大会も、ケースバイケースでランキング対象大会に追加される可能性があるとのことで、アジア大会が加わる可能性もある。

 シード選手数の変更は、世界選手権とオリンピックを現行の「4人」から「8人」とし、大陸選手権は「2人」を「4人」とする。

 今年の場合は、2021年の東京オリンピックと世界選手権の獲得ポイントに、前述のランキング大会で獲得したポイントの合計によって決定されるという。

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