JR芸備線存続へ キーマンは”高校生”!? 新たな動き 広島

JR芸備線の存続問題。キーマンは高校生かもしれません。新たな動きがありました。

早朝の備後西城駅に降り立った高校生たち。

普段通学に芸備線を利用していない庄原市内の高校3校、22人を対象にしたモニター調査は県が企画しました。

存続が危ぶまれているJR芸備線の利用促進のためです。

モニター調査に参加した高校生「朝友達と話しながら来られて楽しい。お昼の便が増えたら出かけやすくなるのかなと思います」

高校生「親に送ってもらう時とはま違った景色が見れていいなと思いました」

期間中の利用状況や意見を聞くことで利用促進のためのヒントにしたい考えです。

県 地域政策局交通対策担当 瀬戸潤一郎参事「少しでも愛着を持っていただいて、続けて利用していただける、周りにそのように話していただけるようになったらいいなと感じています」

県は1カ月のモニター調査を経て高校生たちを交えた意見交換会を行う予定です。

一方、中国地方知事会は25日オンライン会議でJR西日本にローカル線の維持・存続を緊急要請しました。

JR西日本 長谷川一明社長「企業の存続をかけてあらゆる構造改革に今取り組んでいるところでございます」

湯崎英彦知事「ここまでくるとやはり全国的な問題であると、つまりJRの在り方ということも全体で取り組んでいくことが求められるのではないかと思います」

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