ショートトラック山浦(県スポ協)V スピード県勢4選手決勝へ とちぎ国体第2日

ショートトラック成年女子500メートル トップでゴールし笑顔を見せる山浦=今市青少年スポーツセンター屋内スケートリンク

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」冬季大会スケート・アイスホッケー競技会第2日は25日、日光市の今市青少年スポーツセンター屋内スケートリンクほかで行われ、スケート競技のショートトラック成年女子500メートルで23歳の県スポーツ専門員山浦美和子(やまうらみわこ)(県スポーツ協会)が優勝した。同種目を県勢が制したのは初めて。

 ショートトラック成年男子500メートルは県スポーツ専門員の斎藤慧(さいとうけい)(同)が決勝のゴール直前で転倒して4位。同リレーの本県は5位に食い込んだ。天皇杯(男女総合)得点25点、皇后杯(女子総合)得点8点を獲得して2日間の全日程を終えた。

 フィギュアは少年女子フリーに進んだ北條楓(ほうじょうかえで)(鹿沼東高)が111.09点で23位。成年男子は鈴木雄大(すずきゆうだい)(尚美学園大)が県勢15年ぶりとなるフリー進出を決めた。

 この日から競技が始まったスピードスケートは成年男子500メートルの川目拓磨(かわめたくま)と阿部啓吾(あべけいご)、成年女子500メートルの宇佐見鈴音(うさみすずね)、同1500メートルの北原(きたはら)もえの県スポーツ協会所属の県スポーツ専門員4選手が決勝進出を決めた。

 第3日は26日、日光霧降スケートセンターほかでスピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーを行う。

© 株式会社下野新聞社