藤沢駅前のシンボルがお色直し 排気塔に藤沢宿やヨットのデザイン

藤沢宿をイメージしたデザインを施した藤沢駅北口の排気搭

 藤沢駅北口東西地下通路リニューアルの一環として藤沢市は、駅前のシンボルになっているヨットの帆をかたどった排気塔に藤沢宿やヨットをイメージしたデザインを施した。

 排気塔は高さ約13メートル、幅約9メートル。1979年に建設されてから、40年以上が経過し、“お色直し”をすることになった。塔の北側には遊行寺の門前町や藤沢宿をモチーフにしたデザインを掲示。湘南海岸を望む南側には、海やヨットを描いている。

 23日に行われたお披露目式で、同市の鈴木恒夫市長は「北口の歩行者デッキの改修が完了し、今後は駅舎の改良工事や駅南口の再整備が始まる。藤沢駅周辺がきれいになり、利便性が高まる」と述べた。

 同駅北口東西地下通路リニューアルでは、通路部(延長80メートル、幅5メートル)の吹き抜け部に採光ができる屋根を設置し、全体に明るい照明を取り付け、薄暗い印象を刷新する。

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