旧陸軍被服支廠の活用策を検討 広島

広島市に残る最大級の被爆建物、旧陸軍被服支廠について今後の活用方法などを話し合う2回目の会合が開かれました。

オンラインで開かれた懇談会には建築の専門家や学芸員ら9人が出席し、県が耐震化の方針を決めた3棟の活用策について話し合いました。

高田真委員「原爆被害だけではなくて近代化と復興を含めた都市の記憶を説得力ある形で残していく」

岡田昌彰会長「持続をしていくために資金がまわるような利用もあり得るのではないか」

また、具体的なアイデアとして資料の展示などを行うシティミュージアムやライフスタイルホテルとして活用する案などが出されました。

懇談会は来年度末までに活用の方向性をまとめ、最終的に県と広島市、国で検討するということです。

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