韓国メディア「抗日独立家の子孫支援団体会長に横領疑惑...収益をマッサージ代に使う」「破廉恥な反日商売」

韓国の独立有功者団体「光復会」の会長に横領疑惑が浮上した。

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国家報勲処(国家機関)は光復会のキム・ウォンウン(金元雄)会長が、国会のカフェ運営で取得した数千万ウォン(数百万円)を横領したという疑惑への監査に着手したと明らかにした。

報勲処は26日、公示を通じて「関連報道内容に対する事実関係を把握するために監査を実施する」とし「関連監査結果に応じて行政処分、刑事告発など管理・監督主務機関で可能なすべての措置を取るようにする 」と明らかにした。

光復会は、昨年5月から抗日独立有功者の子どもに奨学金を与えるという理由で、国会でカフェ事業を運営していた。

横領疑惑を報じるTV朝鮮(キャプション)

韓国の放送局であるTV朝鮮は前日、「このカフェ資金のうち数千万ウォンをキム・ウォンウン会長が流用してきたと光復会の前幹部が暴露した」とし「横領額はキム会長の服代とマッサージ費用などに使われたというのが幹部の証言」であると報道した。

光復会前企画部長A氏はテレビ朝鮮のインタビューに対し、過去1年間余りの期間に、カフェの資金4500万ウォン(約430万円)を横領したと主張した。横領はキム会長の指示で行われ、このお金はキム会長の衣類購入費とマッサージ施術所、理髪店利用などに使われたと主張している。

A氏は自身が横領金を入金した内訳と、このお金が理髪店や韓服業者などに送金された内訳が入った通帳の写しを証拠として提示した。

キム会長の妻はテレビ朝鮮側に「Aさんの過剰忠誠だった」と横領指示の可否を否定した。また「該当金額は自分がすべて返済した」と明らかにした。

この報道を受けて野党「国民の力」のキム・ギヒョン院内代表は26日、フェイスブックを通じて「キム・ウォンウンがなぜ光復会会長であるのか全く理解できない」とし、「政権の庇護の下での光復会長であり、生き生きとした親日狩りで国民を分裂させるや、今は公金横領という《親日派的な》行為の疑惑に包まれた」と批判した。

続けて「有功者の子どもたちの奨学金として使わなければならない公金がキムさんのマッサージ、服の値段などに使われたというが、これが事実ならば本当に馬鹿馬鹿しくなる」と指摘した。

朝鮮日報は27日の社説において「キム会長は光復会をして文政権を護衛し、他方を攻撃する政治手段として利用した」とし、「独立有功者の名前だけでなく、その子どもたちまで売って自分の利益を満たしたという疑惑だ」と指摘。

続けて「正義連の理事長であり、日本軍慰安婦被害の後援金などを流用した疑いで裁判されているユン・ミヒャン議員の破廉痴な《反日商売》と瓜二つだ」と批判している。

参考記事:韓国紙「慰安婦問題は政治ビジネスに…少女像の運送料で5,000万」「日韓悪化で道徳的優位も主張」

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