ガイ・リッチー監督が経営するロンドンのパブが、1年間で2度目の火災

映画監督のガイ・リッチーが経営するロンドンのパブが、1年間で2度目の火災に見舞われた。23日、現地時間午前11時20分頃、バルコニーが炎に包まれ消防隊がそのパブ、「Lore of the Land」に出動、幸い40分ほどで消火しフィッツロビア地区にあるその物件の全焼は免れた。火災の原因は、電気機器の故障ではないかとみられている。

目撃者はデイリー・スター紙にこう語っている。「パーン、と言う音がしたので最初は花火かと思って外に出て見たら、バルコニーが燃えているのが見えました」「『うわぁ、またか』と最初は思いましたが、今回は前回の火災ほど酷くないことが明らかでした」

昨年6月、同店は大火災に見舞われ、屋根全体と内装の大部分が焼失していた。この火災は厨房から発生したとみられ、消防車10台、消防士70人が出動し消火にあたった。関係者によると、怪我人も出ず、すぐに状況は収まったとの事だ。

また、最初の火災が起こる半年前には、ガイ所有のロンドンにある1000万ポンド(約15.5億円)の家に強盗が侵入、通報を受けた警察が現場に到着後、その不審者は何も取らずに逃げたという。都心の住居とウィルトシャーにある自宅を行き来しているガイと妻のジャッキー・エインズリーが、事件当時この家にいたかどうかは不明となっている。

地元住民はこの不審者の侵入により不安を感じるようになったそうで、ある隣人はこう話す。

「このような事件を耳にすると、いつも心配になります」

「私たちは皆防御のために、民間の警備会社に依頼しています。個人的に私は月に3700ポンド(約56万円)を支払っています」

「夜間の散歩と監視のための警備会社への費用で、彼らはこの地域を監視してくれています。組織的な犯罪者がこの地域をターゲットにしているのだと考えています」

「ここはとても良いエリアで、私たちが狙われることは分かっています。警察が犯人を見つけてくれることを願っています。安全な気持ちでいたいですから」と心配な様子だった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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