九州・川の風景フォトコン 最優秀に佐々川(福岡・鵜木さん) シロウオ漁と菜の花切り取る 優秀賞に千々石川(雲仙・竹田さん)

最優秀賞に選ばれた鵜木さんの佐々川の写真(九州地方整備局提供)

 国土交通省九州地方整備局は、九州の川の風景をテーマに募集したフォトコンテストの入賞作品を発表し、長崎県北松佐々町や佐世保市を流れる佐々川の写真が最優秀賞に、雲仙市の千々石川の写真が優秀賞にそれぞれ選ばれた。
 最優秀賞の佐々川は、春の風物詩であるシロウオ漁と菜の花を写した鵜木和博さん(福岡市)の作品。鵜木さんは川沿いの河津桜が2月下旬ころ満開になり、いち早く春の訪れが感じられるとして毎年足を運ぶという。優秀賞の千々石川は竹田満輝さん(長崎県雲仙市)が撮影。竹田さんによると、千々石川は夕景がとても美しく、作品は橘神社の参道に架かる軍神橋の上から満開の桜と夕景に引かれて撮影したという。

優秀賞に選ばれた竹田さんの千々石川の写真(九州地方整備局提供)

 フォトコンは九地整などでつくる実行委が2020年1月から実施。フェイスブックとインスタグラムを通じ数カ月ごとに作品を募集、入賞作品を選んでいる。第4回の今回は昨年3~8月末の応募期間内に250点の投稿があり、最優秀賞2点、いいね!賞1点、優秀賞15点を選んだ。


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