JA全中「ごはん・お米とわたし」作文コンクール 文部科学大臣賞に横山さん(壱岐・郷ノ浦中)

文部科学大臣賞を受賞した横山さん=東京都千代田区、JA共済ビル(横山明子さん提供)

 全国農業協同組合中央会(JA全中)主催の「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの中学部作文部門で、長崎県壱岐市立郷ノ浦中3年、横山力蔵さん(14)が文部科学大臣賞を受賞した。
 作文の題は「一粒一粒心を込めて」。横山さんの実家は約3年前、同市で28年ぶりに日本酒の製造を復活させた。横山さんは酒造りの手伝いをしていたことで米作りにも興味を持ち、島内でイネの品種「山田錦」を栽培する農家で田植えや稲刈りを体験。稲作の大変さを知り、農家の人たちへの感謝と、米の一粒一粒まで大切に思うようになったことなどを書いた。
 8日、JA共済ビル(東京都千代田区)で表彰式があった。横山さんは「驚いた。大変うれしい」と喜びを語った。

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