SHADE RACINGが2022年スーパー耐久参戦体制を発表。GRスープラGT4と86の2台体制を継続

 1月31日、SHADE RACINGは2022年のスーパー耐久参戦体制を発表した。新たに2022年からスーパーGT GT300クラスにも参戦するチームだが、スーパー耐久では2台体制を継続。ST-ZクラスにトヨタGRスープラGT4で参戦するほか、タイトル防衛となるST-4クラスにトヨタ86で参戦する。

 2021年にはトヨタGRスープラGT4、トヨタ86という2台体制でスーパー耐久を戦ったSHADE RACING。ST-4ではGR Garage水戸インターGR86との激しいチャンピオン争いを制し、2019年以来のタイトルを獲得した。

 そんなチームは2022年、スーパーGTにも新たに挑戦することになるが、スーパー耐久での2台体制を維持してシリーズに臨むことになった。まず2021年のチャンピオンを獲得したST-4では、昨年に続き国本雄資と石川京侍、さらに2021年の富士SUPER TEC 24時間レースで885号車をドライブした山田真之亮を迎える。

 2022年のST-4は、すでにTOYOTA GAZOO Racingから発表されているとおり、名門トムススピリットから松井孝允/山下健太/河野駿佑というトリオで、新型GR86の参戦も決まっている。SHADE RACINGは速さと経験をあわせもつ3人の体制でタイトル防衛を目指すことになるが、この戦いも見どころだろう。

 一方、GRスープラ投入初年度となった2021年はなかなか思うような成績が残せなかったST-Zクラスだが、2022年はチームを束ねるHIRO HAYASHIをAドライバーに据え、GT300参戦が決まっている平中克幸と清水英志郎を加え戦う。

 チーム体制、各ドライバーからのコメントは下記のとおりだ。またチームでは参戦に合わせ、御殿場ファクトリーでの幹部・メカニック・スタッフの採用も進めていく。詳細は下部まで。

第2戦SUGOはクラス8位でチェッカーを迎えた林テレンプ SHADERACING GR SUPRA GT4(HIRO HAYASHI/平中克幸/三浦愛)
第2戦SUGOを制した林テレンプ SHADERACING 86(国本雄資/石川京侍/清水英志郎)
2021年ST-4のチャンピオンを獲得した884号車林テレンプ SHADE RACING

SHADE RACING 2022年スーパー耐久参戦体制

ST-4
カーナンバー:884
マシン:トヨタ86
国本雄資/石川京侍/山田真之亮

国本雄資
今年もSHADE RACINGからスーパー耐久に参戦できることは、とても楽しみです。今年は体制に変更があったり、いろいろとチャレンジングなシーズンになると思います。自分の経験を上手く活かし、チームを引っ張っていくことが目標です。熱いレースをして盛り上げていきますので、応援よろしくお願いいたします!

石川京侍
2022年も引き続きSHADE RACINGで参戦させていただけることとなり、とても嬉しく思います。いつも応援してくださるファンの皆さま、スタッフの皆さま、チームに感謝いたします。昨年に続いて今年もシリーズチャンピオンを獲得できるよう、一戦一戦を全力で戦い連覇を狙います。応援よろしくお願いいたします。

山田真之亮
SHADE RACINGよりレギュラードライバーとしてスーパー耐久シリーズに参戦できることを嬉しく思います! 昨年はST-4クラスでチャンピオンを獲られていますので、プレッシャーはありますが、連覇の目標を掲げ全力を尽くします。昨年の富士24時間と変わらぬ気持ちで、少しでもチームのお力になれるよう頑張りますので、応援宜しくお願いいたします。

ST-Z
カーナンバー:885
マシン:トヨタGRスープラGT4
HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎

HIRO HAYASHI
チーム一丸で頂点を目指して頑張ります。

平中克幸
昨シーズンはトヨタGRスープラGT4の初年度ということもあり苦戦が続きましたが、今年は毎レース表彰台、そして優勝を目指して戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

清水英志郎
今シーズンも引き続きSHADE RACINGからスーパー耐久シリーズに参戦させていただくことになりました。昨年はチャンピオンを獲得する事ができました。今年は担当がトヨタ86からトヨタGRスープラGT4に変わりますが、チャンピオン獲得を目指して頑張ります! 応援宜しくお願いします。

採用問い合わせ先
株式会社シェイドレーシング 担当:岡本裕則
Mail:shade-racing@hayatele.co.jp

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