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節分の日の3日を前に、長崎県諫早市の諫早神社に巨大なお多福が描かれた木製の門(高さ、幅各約5.6メートル)がお目見えした。参拝客は大きく開いた面の口をくぐり抜け、健康長寿や家内安全、商売繁盛などを祈る。
「お多福門くぐり」は同神社の恒例行事。2017年、近くのお茶の間通り商店街が地域の繁栄を祈って奉納したのが始まり。参拝客に喜んでもらおうと、3年前、日本一の大きさをうたう福岡市の櫛田神社のお多福門(高さ5.3メートル、幅5メートル)を超える大きさで再び奉納されたため、現在の門は2代目。
同神社の宮本健一宮司(42)は「自ら福に飛び込むことで、心豊かな日々を招いてほしい」と参拝を呼び掛けている。コロナ禍のため恒例の豆まきは昨年に続き中止。お多福門は14日まで設置する。