頭蓋骨に埋め込まれたチタンプレート 数奇な運命もたらす カンヌ最高賞受賞 「TITANE/チタン」公開決定

第74回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞したジュリア・デュクルノー監督作「TITANE/チタン」が、4月1日より劇場公開されることが決まった。

「TITANE/チタン」は、頭蓋骨に埋め込まれたチタンプレートが引き起こす出来事を描いた作品。幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来、車に対し異常な執着心を持ち、危険な衝動に駆られるようになる。ついに自らの犯した罪により行き場を失った彼女は、消防士のヴィンセントと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は独りで生きる彼とアレクシアは、奇妙な共同生活を始める。だが、アレクシアは自らの体に重大な秘密を抱えていた。

監督を務めたのは、デビュー作「RAW~少女のめざめ~」で知られるジュリア・デュクルノー。長編2作目にして、カンヌの最高賞を受賞するという偉業を成し遂げた。本作を見たエドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」とコメントしている。

あわせて公開されたポスタービジュアルでは、髪をかきあげチタンの埋め込まれた頭をあらわにして振り向くアレクシアの姿が捉えられている。

【作品情報】
TITANE/チタン
2022年4月1日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給:ギャガ
© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020

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