片付けた部屋を11分で元に戻すアンドロイド 「アイム・ユア・マン」本編映像

1月14日より劇場公開される、本年度アカデミー賞国際長編映画賞のドイツ代表に選ばれた映画「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」から、パーフェクトな朝食を用意し、部屋の掃除もしてくれるアンドロイドのトム(ダン・スティーヴンス)の奮闘を捉えた、本編映像が公開された。

朝、アルマはトムが用意したパーフェクトな朝食と片付いた部屋を見る。「片付けてみた、ものが見やすくなる」「システムに従って整理したけど」と、自慢げに語るトムだったが、アルマは戸惑いを隠せない。そんなアルマにトムは、「11分くれればすベて元の場所に戻せる」と語る。身じたくを整えて戻ってきたアルマは、本当に11分ですべてを元に戻そうとする“高速トム”の姿を発見する。”アルマの最高の伴侶”としてプログラミングされたアンドロイドのトムが、けなげに奮闘する姿がコミカルに描かれている。

「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」は、AIアンドロイドと女性のラブロマンスを描いた作品。ロマンスを描きながら、アルゴリズムによる居心地の良さに人間が溺れることについて、問いを投げかける作品となっている。アンドロイドのトムを演じるのは、「美女と野獣」「ダウントン・アビー」などのダン・スティーヴンス。アルマ役は、「ヒトラーを欺いた黄色い星」などのマレン・エッゲルトが演じる。複雑な現代女性アルマを繊細に演じ、第71回ベルリン国際映画祭で演技部門最高賞(銀熊賞)を受賞した。監督は、「アンオーソドックス」のマリア・シュラーダーが務めている。

【作品情報】
アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
2022年1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK

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