柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)に勤務する東京電力ホールディングス株式会社の社員などが新型コロナウイルスに感染

東京電力ホールディングス株式会社(東京都千代田区)は1日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)に勤務する同社社員1人と、協力企業社員1人が新型コロナウイルスに感染したとことを発表した。

感染が確認された東京電力社員は刈羽村在住の男性で、1月31日に発熱などの症状があったことから医療機関を受診し、抗原検査を実施。その結果陽性と判明し、現在は自宅ににて療養している。

同社員は6、7号機の運転業務に従事しており、最後に発電所構内に勤務したのは1月28日。発電所関係者の中では濃厚接触者はいない。

一方協力企業の社員は柏崎市在住の男性で、1月29日に発熱などの症状により医療機関を受診しPCR検査を実施。31日に陽性と判明し、現在は自宅にて療養中。

東京電力によると、同協力企業社員の男性は、主に発電所構内の6号機安全対策工事関連の業務に従事しており、最後に発電所構内に勤務したのは1月25日。同じ事務所に勤務していた濃厚接触者が3人おり自宅待機しているという。

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