セブン&アイHD 百貨店そごう・西武の売却検討

小売り大手の「セブン&アイ・ホールディングス」が不振が続く傘下の百貨店「そごう・西武」を売却する方向で検討していることがわかりました。

セブン&アイ・ホールディングスは、「そごう・西武」を売却して成長を続ける主力のコンビニ事業に力を入れる方針です。

百貨店事業は、アパレル不況やネット通販の広がりで苦境が続き、さらに新型コロナの感染拡大による外出自粛などで厳しさを増しています。

そごう広島店では、去年緊急事態宣言が発令された際、一部の売り場をのぞき土曜・日曜を臨時休業にするなど新型コロナ感染拡大の影響を受けていました。

セブン&アイ・ホールディングスは「そごう・西武」の売却先として、投資ファンドや事業会社を想定しているとみられます。

コンビニのセブン‐イレブンやスーパーのイトーヨーカドーを運営するセブン&アイ・ホールディングスは百貨店のノウハウを採り入れようと、2006年に

現在の「そごう・西武」を子会社化しています。

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