大規模買収事件「起訴相当」議員 初の辞職 広島

2019年の参議院選挙を巡る河井夫妻の大規模買収事件。検察審査会が「起訴相当」と議決した呉市議会の土井正純議員が辞職しました。

議決後、辞職した議員は初めてです。

河井夫妻をめぐる大規模買収事件では去年7月、東京地検が被買収側の100人について不起訴処分としましたが、市民団体から審査の申し立てを受けた検察審査会が先月、県議ら35人について起訴相当と議決しました。

そのうちの1人で河井克行元法務大臣から現金30万円を受けとった呉市議会の土井議員が1日に議長に辞職願を提出し受理されました。

検察審査会の議決が出て以降辞職した議員は初めてです。

土井議員は「司法の一つの判断が出た今と考えて、今朝一番で議長に辞職願を提出しました。最後に市民の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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