J3相模原は2日、2022年シーズンの新体制を発表し、就任2年目の高木監督が「J3で優勝して昇格することが大きなミッション。応援してくれる皆さんがワクワクするようなサッカーを見せたい」と抱負を語った。
今季の新戦力は13人。15年に横浜Mでプロ生活を始めたMF中島(前岐阜)をはじめ、同年に川崎でプレーしたFW船山(前千葉)ら経験豊富な実力者も加わった。
オンライン会見に出席したFW佐相は大宮から完全移籍。「2桁得点が目標。背後への抜け出しや右足のシュートに注目してほしい」と語り、山口から加入したMF田中は「攻撃的な姿勢でゴールに絡むプレーを見てもらいたい」とアピールした。
昨季は初のJ2で19位に沈み、1年で降格。クラブ創設15年目の今季は、目指すプレーモデルに「エナジーフットボール」を掲げる。
強化を担う西谷スポーツダイレクターは「スピーディー、ダイナミック、アグレッシブなフットボールを提供する。一貫性を持って取り組んでいきたい」と説明。今季から10番を背負う元日本代表MF藤本は「チームコンセプトを選手が体現し、クラブ、個人としても成長していきたい」と意気込んだ。
開幕戦は3月12日。ホームの相模原ギオンスタジアムで昨季14位の沼津を迎え撃つ。