社民党は2日、全国幹事長会議をオンライン方式で開いた。夏の参院選を「国政政党として存続をかけた闘い」と位置付け、比例代表に6人以上の擁立を目指す方針を確認。東京、神奈川など改選数3以上の選挙区では、公認候補などの擁立を追求するとした。
昨年の衆院選の総括では、政党要件となる全国得票率2%に達しなかった原因について小選挙区候補の不足が影響したと分析。野党共闘の成果は認めつつも「外交・安全保障政策の隔たりや政権の枠組みに対する批判が浴びせられ、一定の影響が出た」とした。
福島瑞穂党首(県連合代表、参院比例)は会合で「憲法は最大の危機を迎えている。参院選は頑張らなくてはいけない選挙だ。憲法改悪発議まで迎えてしまうか大事な局面。ぜひ頑張り合おうではないか」と訴えた。