新潟県燕市、三条市、十日町市、阿賀野市の小中学校や保育施設で新型コロナウイルス感染症患者を確認

新潟県燕市は3日、市立藤の曲保育園にて新たに関係者2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

同園は1日にも関係者1人の感染が判明しており、臨時休園の措置をとっていたが、今回の新規患者の確認を受けて休園期間を7日までに延長する。

また、市立吉田小学校でも関係者2人の新型コロナウイルス感染が確認。これに伴い、同校の第3と第5学年のそれぞれ1学級が、3日から6日までの期間、学級閉鎖となる。

なお学級閉鎖に伴い、児童クラブフレンド第一と児童クラブフレンド第二が3日から6日まで、第3、5学年当該学級の児童は利用できなくなる。

三条市でも同日、市立嵐南小学校での児童5人の感染を確認したと発表。同校ではこれまで、1月28日に児童1人の陽性が判明し、休校および嵐南児童クラブを閉所。その後29日と30日に、新たに児童3人と教職員1人の陽性が判明し、休校措置を延長。30日に11人、2月1日に9人の児童の感染が追加で確認されている。

同校では、今回の児童の陽性判明に伴う新たなPCR検査対象者はおらず、休校は予定どおり4日まで、嵐南児童クラブは5日までの閉所となる。

加えて三条市内の市立大崎学園の教職員1人が、新型コロナウイルスに感染したことも発表。接触状況の調査と教室などの消毒のため、4日から6日、当該教職員が関わった学級を学級閉鎖とし、土日についても外出を控えるよう要請したという。

また十日町市も同日、市立川治小学校、市立南中学校、市立西小学校の3校で児童・生徒が各1人ずつ新型コロナウイルスに感染したと発表。

川治小学校と放課後児童クラブについては、濃厚接触者が校内にいないため、臨時休校は行わず、通常通りの業務となる。南中学校については、3日から当面の期間、臨時臨時休校を行う。西小学校と放課後児童クラブについても、小学校は4日から、児童クラブに関しては3日から当面の期間を臨時休校とする。

休校を行う学校については、校内の消毒作業や濃厚接触者の調査などが完了後、学校および放課後児童クラブを再開する。

阿賀野市では、市立水原小学校と市立京ヶ瀬小学校でそれぞれ児童1人の新型コロナウイルス感染症患者が確認された。

水原小学校では、3日から学年閉鎖をしているが、新たに今回感染が確認された児童が在籍する学年についても、追加で4日から6日までの期間を学年閉鎖とする。京ヶ瀬小学校では、新しく感染が確認されたことから、同じく4日から6日までを学年閉鎖とする。

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