「誕生日にリザーブで練習しろって…」シュバインシュタイガーが冷遇されたマンU時代を語る

 元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、冷遇されたマンチェスター・ユナイテッド時代を回顧した。

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 37歳シュバインシュタイガーは2004年に19歳でデビューすると、バイエルン・ミュンヘンで500試合以上に出場。ブンデスリーガ8回、ドイツカップ7回、2013年にはUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを獲得し、満を持して2015年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。ところが、ルイス・ファン・ハール時代はピッチに立っていたものの、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任するとプレー機会が激減。マンUの公式ポッドキャストに出演したシュバインシュタイガーは、モウリーニョからの冷遇で信頼を失ったと明かしている。

「2016年8月の誕生日には、とても奇妙なことが起きた。着替えようと思ってドレッシングルームに行ったら入ってはいけないと言われ、U-23チームでの練習を命じられた。誰も私に話しかけてくれなかったからショックだったよ。モウリーニョの所に話を聞きに行ったら、私がドイツでケガの治療を受けていたのが原因と言われた」。

「ファン・ハールの時にEURO2016に出場したいからドイツで治療できないか尋ね、合意をもらっていた。だけどモウリーニョはそれが許せなかったみたいで、ファーストチームでの練習を認めてもらえなかった。正直、なぜそれがダメだったのか分からなかった。後でモウリーニョがミスだったと謝罪してくれたのはいい事だけど、私にとっては大きな痛みでクラブを信頼できなくなってしまった」。

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