【立憲・維新】ヒトラー投稿で論争!?なぜ両者はここまで揉めているのか?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年2月1日に公開された動画のテーマは……ヒトラー発言はアリ!?立憲と維新の場外乱闘!?

ゲストにSAKISIRU編集長の新田哲史氏をお招きし、菅直人氏のヒトラー発言の背景と有権者の反応について語っていただきました。両者がここまで争う理由とは?

最近話題の「ヒトラー投稿」の経緯

2022年1月21日、立憲民主党・最高顧問の菅直人氏が日本維新の会を創設した橋下徹氏に対して「ヒトラーを思わせる」とTwitterに投稿したことが物議を醸しています。

日本維新の会は1月26日、立憲民主党に抗議文を提出。

さらに2月1日には菅氏に直接抗議しましたが、物別れに終わっています。

新田氏「はっきりいって茶番ですよね」

菅氏のヒトラー発言に対して橋下氏は「国際的にはご法度」と述べる一方で、橋下氏も民主党政権に対してヒトラー発言をした過去があり、「ダブルスタンダードだ」と指摘されるなど、お互い揚げ足取りになっていると新田氏は話します。

このような状況に対し、ネットの反応は冷ややか。

両者のコアな支持層は応援しているものの、無党派層などの人々の反応は冷めているようです。

新田氏によると、菅氏自身も首相時代に当時野党の自民党の石原伸晃氏にヒトラーと呼ばれたことがあるとのこと。

ネット民の声を引用して「ヒトラーの大安売り」状態とまとめました。

立憲民主党VS日本維新の会 支持率推移

支持層以外の有権者に支持されず、政策論争にもならない言い合いを、両者が続ける理由はどこにあるのかという疑問に対し、

新田氏は、半年後に控えた参院選に向けての「小競り合い前哨戦」と考察。

また、菅氏のツイートを見ると日本維新の会の東京進出に対して警戒をにじませるコメントをしているとも話します。

実際、2020年の東京都知事選では、日本維新の会が推した小野泰輔氏が60万票以上を獲得。

さらに2021年の衆院選比例代表・東京ブロックで2名が当選するなど、東京でも着々と勢力を伸ばしつつあります。

一方で、立憲民主党は代表交代後も支持率が上がらず、世論調査では日本維新の会がリードする調査もあります。

新田氏は「だからといって維新が喜ぶところではない。自民が圧倒的支持率を誇るなか、野党第一党、第二党としてお互い異なる立場から岸田政権を追求、あるいは与党ができないことを提案するべき」とコメント。

さらに「『イラ菅』とも呼ばれた菅氏だが、今回の件について肉声での発言はでていない。本気で怒っているというよりは戦略的におこなっているのではないか」と分析しています。

今後について新田氏は「(菅氏に対して)維新がいつモードを切り替えてくるかが見もの」とまとめました。

動画本編はこちら!

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