白石麻衣、妖艶七変化 美しき“最恐”女組長役で新境地 「嘘喰い」場面・メイキング写真

2022年2月11日より劇場公開される、迫稔雄作による同名漫画の映画化作で、横浜流星が主演する漫画「嘘喰い」から、横浜流星演じる天才ギャンブラー・斑目貘に一目置き、ヤクザ・鞍馬組の組長にして闇カジノを仕切るオーナー、鞍馬蘭子を演じる白石麻衣の、場面写真とメイキング写真が公開された。

カラフルな衣装を身にまとい、それぞれにあわせたメイクやヘアセットを施した白石の姿は、鞍馬組組長としての凄みや風格を表現しつつも、美しさがより際立つカットとなっている。映画ならではの新しい蘭子の魅力を生み出すため、髪形・衣装・メイクなどにこだわり、ファッショナブルな蘭子を目指した白石。髪形はすべて地毛をアレンジし、衣装は20案ほどの中から8案を採用したという。白石ならではの美しく妖艶な雰囲気をまとった“最恐”女組長を作り上げた。

白石演じる紅一点の蘭子は、物語のキーパーソンのひとり。エグゼクティブプロデューサーを務める濱名一哉は、「独特な設定の原作で描かれるのは、賭郎という世界観の中で強く生き抜いていく魅力的なキャラクターたちです。紅一点でありダークヒロインでもある蘭子も映画のキーパーソンのひとりでした。流星さん、佐野さんのキャスティングが決まり、とてもフレッシュな組み合わせになったので、意外性を含めてフレッシュな魅力溢れる蘭子像を作ろうと思いました。そこで、究極の清純派としてアイドル乃木坂46を卒業されて、これから自由に駆け出していこうとされている白石麻衣さんにオファーをしました」と、白石へのオファーの理由を明かしている。

新境地となった役柄について白石は、「蘭子は今まで演じたことのないキャラクターで、強い言葉もたくさん出てきましたし、言葉遣いも荒かったりして男前なキャラクターでした。でも、普段は使わない言葉が多かったからこそ、楽しみながら演じることができました」と語っており、濱名も「彼女は一番キャラクターとは遠い所に居る人です。しかし、根っこの部分に蘭子を感じさせる迫力や凄みを持ち合わせている人だと思いお願いした次第です。結果その狙いは見事的中しました。」と、白石版・蘭子に太鼓判を押している。

「嘘喰い」は、2006年から2018年までヤングジャンプで連載され、49巻まで発売されたコミックスがシリーズ累計880万部を突破した、迫稔雄作による人気漫画の映画化作。あらゆるギャンブルや殺しが行われる、日本の闇社会を牛耳るギャンブラーの頂点である会員制の倶楽部・賭郎(かけろう)を舞台に、主人公の斑目貘(まだらめばく)と悪人たちの、巨額の金と命を懸けたゲームが描かれる。斑目貘を、映画「きみの瞳が問いかけている」など、活躍を続ける横浜流星が演じる。また、貘に出会って人生が一変する青年・梶隆臣(かじたかおみ)役を、佐野勇斗が務める。

【作品情報】
嘘喰い
2022年2月11日全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©迫稔雄/集英社 ©2022映画「嘘喰い」製作委員会

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