新潟県三条市、阿賀野市、妙高市の小中学校で新型コロナウイルス感染症患者を確認

新潟県三条市は4日、市立大崎学園(新潟県三条市)で新たに児童5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

大崎学園では1日に児童1人の陽性が確認され、同児童が所属する学級を、2日から4日まで学級閉鎖としていた。その後3日には教職員1人の陽性が判明したが、同教員は前述の児童との接触はなく、同教員が関わった学級を4日から6日まで新たに学級閉鎖の措置をとっていた。

今回の5人は、1日に感染が確認された児童と接触した可能性のある人に実施したPCR検査で判明したもの。これに伴い、新しく濃厚接触者となった児童・教職員を検査するとともに、教室の消毒などのため、感染した児童が所属する学年を4日から6日まで学年閉鎖とする。

また、同学年の大崎児童クラブの利用を5日まで停止する。

加えて、新潟県阿賀野市でも4日、市立水原小学校で新たに児童1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。行動履歴の調査が終了しており、学校内での感染拡大はないと判断したため、この児童の感染に伴う休校などの措置は行わない。

新潟県妙高市は4日、市内小中学校で4人の児童生徒が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

妙高高原南小学校では児童1人が感染。同居家族の陽性が確認され、濃厚接触者として自宅待機期間中に発熱などの症状が発生。4日に陽性が判明した。同小学校は6日まで臨時休校とし、放課後児童クラブも閉鎖。一部学年を除いて、7日に再開する予定という。

市内中学校では生徒2人が感染。発熱などの症状があり医療機関を受診し、3日にPCR検査を実施したところ4日に陽性が判明した。校内での感染拡大の可能性がなく、学校活動に影響がないことから休業や校名の公開は行わないという。

市内小学校では児童1人が感染。同居家族の陽性が確認され、濃厚接触者として自宅待機期間中に発熱などの症状があったため医療機関を受診し、PCR検査を実施したところ3日に陽性が判明した。校内での感染拡大の可能性がなく、学校活動に影響がないことから休業や校名の公開は行わない。

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