「起訴相当」沖宗広島市議が辞職 検審議決後 議員辞職2人目 広島

河井夫妻による大規模買収事件で、検察審査会に「起訴相当」と議決された広島市議会の沖宗正明議員が4日辞職しました。

沖宗正明広島市議「一番大きかったのは検察審査会の議決です。『起訴相当』という議決が出た時点で辞職を考えました」

沖宗議員は午後、記者会見を開き辞職を決めた経緯などを説明しました。

沖宗議員は2019年の参院選をめぐる大規模買収事件で、河井克行元法務大臣から現金50万円を受け取ったものの不起訴処分となりましたが、先月、検察審査会から「起訴相当」と議決されました。

沖宗正明広島市議「今の私には(政界に)再挑戦する資格はないと思ってます。したがってきょう限りで政界から引退をいたします」

検察審査会が議員ら35人を「起訴相当」と議決したあと、辞職した議員は土井正純元呉市議に続いて2人目となります。

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