負傷で古巣レアル戦欠場が濃厚のS・ラモス… フランス紙がキャリアの終焉を指摘

 パリ・サンジェルマンのセルヒオ・ラモスは、もう最高のパフォーマンスはできないかも知れない。

CLで古巣レアルと対戦するS・ラモス…「PSGのために死ぬ気で戦う」

 S・ラモスはふくらはぎの負傷により、15日に控えるUEFAチャンピオンズリーグラウンド16の古巣レアル・マドリード戦は欠場濃厚に。フランス紙『ル・パリジャン』は「ラモスはもう終わりなのか」という見出しで、S・ラモスは故障が続き今シーズンPSGで284分しかプレー出来ていない事を指摘。元フランス代表チームドクターのジャン=マルセル・フェレ氏も、長いキャリアにより蓄積されたS・ラモスのケガを「オールドカフシンドローム」と烙印を押している。

「このようなケガは進行を予測する事が出来ないから厄介だ。これはヒラメ筋の構成に関係している。解剖学的な詳細は省くが、筋肉の老化と最高レベルで19シーズン過ごして受けてきた打撃が、彼の関節を弱めたと考えるべきだろう。それが、組織が徐々に柔軟性を失いより脆くなっていく原因だ。レアルとの1stレグは間に合わないだろうし、来月の2ndレグも怪しい」。

フランス紙がS・ラモスのキャリア終焉を指摘 Photo Xavier Laine

© 株式会社SPOTV JAPAN