都民の生活は前の年に比べて楽になったか、苦しくなったか 「都民生活に関する世論調査」

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は2021年9月に実施した「都民生活に関する世論調査」の結果についてや、葛西海浜公園のラムサール条約湿地をPRするために開催されるオンラインフォトコンテスト紹介しました。

◆「都民生活に関する世論調査」結果

東京都は、2021年9月に実施した「都民生活に関する世論調査」の結果を公表しました。

この世論調査は、都民の日常生活に関わる意識や、都政に何を望んでいるかなどを把握し、今後の都政に役立てることを目的に、毎年、実施されています。今回の調査は、郵送とインターネットを併用して行われました。

「暮らしは、前の年に比べて楽になったか、苦しくなったか」では、「変わらない」が4ポイント増えて64%、「苦しくなった」が4ポイント減って30%でした。

「これから1年間の暮らし向き」については、「変わらない」が前の年に比べて8ポイント増えて50%、「やや苦しくなる」と「かなり苦しくなる」を合わせた「苦しくなる」は37%でした。

「現在の生活に満足しているか」では、「大変満足」と「まあ満足」を合わせた「満足」が2ポイント増えて51%、「大変不満」と「やや不満」を合わせた「不満」が2ポイント減って43%でした。

「これからの都政の進め方に対して特に望むこと」では、「都民の意見や要望をよく知る」が最も多く、「都政情報を分かりやすく提供する」「予算を効率的に執行する」が続きました。

新型コロナウイルス感染症対策では、「医療提供体制の充実強化」が最も多く、「生活に困った人への支援」「情報発信の充実」が続きました。

そして、「都に対して特に力を入れて欲しいこと」では、前の年に2位だった「医療・衛生対策」が44%で1位になりました。前の年より6ポイント増加した「行財政」が5位になっています。

詳しい調査結果は、東京都公式ウェブサイトの世論調査に掲載されています。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/01/27/01.html

◆"葛西海浜公園フォトコンテスト”

葛西海浜公園では、オンラインによるフォトコンテストを開催し、作品を募集しています。

このフォトコンテストは、葛西海浜公園が、国際的に重要な湿地として「ラムサール条約湿地」に登録されてから3年を迎えたことを記念して、葛西海浜公園がラムサール条約湿地であることをPRし、湿地保全や持続的な利用などについて考えるきっかけにするため開催されています。

対象は、葛西海浜公園で撮影した写真、葛西海浜公園の海や砂浜が写っている写真です。
専用ウェブサイトの投稿フォームから、2月18日(金)までに応募してください。

小学生以下の部、中高生の部、その他年代の部、それぞれから優秀賞が、全作品の中から最優秀賞と審査員特別賞が選ばれ、ギフト券や図書カードが贈られます。

また、応募者全員にオリジナルの記念品が贈られます。

なお、応募作品は、今後、都の広報活動で使用される場合があります。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/01/27/19.html
https://kasaimarinepark-event2021.com/

◆小中学校で"手洗いキャンペーン”

都は、「うつらない! うつさない! みんなで手洗い東京水キャンペーン2021」を実施しています。

このキャンペーンは、水道局が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、公衆衛生の向上と生活環境の改善の観点から、子どもたちに手洗いの重要性を啓発するとともに、手洗いに欠かせない水道事業に対する理解促進を図るために行っているものです。

対象となるのは、都営水道地域内の小学校など約2,110校で、児童・生徒数は約92万2,000人です。

各学校には、ポスターや泡ハンドソープの500mlボトルと詰め替え用が配布され、さらに、中学校にはステッカーが配布されています。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/02/01/05.html

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

© TOKYO MX