沖縄コロナ709人 11日連続で前週下回る 自宅療養5000人切る(2月5日朝)

 県は4日、10歳未満から90代の709人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日を11日連続で下回っており、直近1週間の新規感染者数も前週比0.68倍となるなど、減少傾向が続いている。>>【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は、366.37人で全国16位、全国平均を下回っている。入院患者は3日と比較して11人減の408人で、自宅療養者は300人以上減って4972人となっている。高齢者や障がい者が利用する社会福祉施設で感染者がいるのは81カ所だった。施設内療養者は計124人で、高齢者施設で6人が酸素投与を受けている。

 医療従事者が感染や濃厚接触により欠勤した人数は、重点医療機関21カ所を含む県内90病院で420人だった。米軍基地関係の感染者は80人だった。

 県は同日、1月30~31日に報告した石垣市内の感染者数について、再検査で80人が陰性だったとして感染者数を修正した。県は5日から、名護市大南の県北部合同庁舎と那覇市若狭の那覇クルーズターミナルに設置した広域ワクチン接種センターが稼働するとして、県民に接種を呼び掛けている。(嘉陽拓也)

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