田村淳、砂山圭大郎アナが開会式に出席できずウイグル問題を聞けずに落胆

5日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、砂山圭大郎アナウンサーに北京冬季五輪の開会式の様子を聞くも、会場に入れなかったという話を聞き、ツッコミを入れる場面があった。

番組では、北京五輪に取材のため現地に行っている砂山アナに会場の様子などを聞いた。

淳は開会式の様子について聞いたが、砂山アナは「開会式はなんと…、入れなかったんです!」と明かす。「入れないってことあるの(笑)」と聞く淳に、砂山アナは日本の放送局全体のパスが400人近い取材関係者がいるのにも関わらず5枚しか配布されてなかったことを伝えたのだった。そういった場合、通常は一般席のチケットを購入するなどして対応するらしいが、それも今回はコロナ禍ということで不可能だったという。

なお、開会式時の行動を砂山アナは「マイナス6度の中、花火を見るためにずっと外にいましたね」と話し、「正直言うと、どういう開会式だかよくわかってない」と答えると、淳は「なによそれ、全然情報取れてないじゃんよ(笑)」とツッコミを入れたのだった。

その後、淳は「聞きたいことあったのに、開会式の聖火で、最後にウイグル自治区の方が来たっていうところがどういう意味合いがあったのかとか。人権問題、まだ僕は収まってないと思うんだけど、そこに駆り出された‥。まあ、納得のもとかもしれないけど、どういう状況だったのかとか、そういうの聞きたかったけどねえ~」と残念な様子でコメント。砂山アナは「それはちょっと、また次回‥」と答えたのだった。

さらに、北京五輪の関係者および観客に対してインストールが義務づけられているアプリなどから、情報が中国当局へ流れているのでは?という疑惑があるということで淳は「僕もこのラジオ、中国の当局が聴いていると思って発信してますけどね。だから僕はチベットの問題とか、ウイグルの問題とか、今どうなってんですかというのは。どうせ情報抜いてるんだから(笑)、間接的に訴えてます」と話したのだった。

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