【新型コロナ】横浜で3人死亡、4323人感染 横浜南共済病院など8施設でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は5日、新たに3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女4323人の感染が確認されたと発表した。中等症12人、軽症4282人、無症状19人で、10人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった3人のうち、90代女性はクラスター(感染者集団)が発生している市内介護老人保健施設の入居者で、1月29日に発症。同日陽性と判明し、2月4日に老衰により死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは2回接種していた。

 70代男性は、クラスターが発生している横浜じんせい病院(横浜市港南区)の入院患者で、1月31日に発熱。同日陽性と判明し、2月1日に急性心臓死で亡くなった。50代男性は、1月23日に心肺停止状態で市内医療機関に搬送され、同日陽性と判明。入院中に容体が悪化し、2月2日に新型コロナによる疾患で死亡した。男性2人はともに基礎疾患があり、ワクチン接種歴は不明という。

 市内では、横浜南共済病院(同市金沢区)、高齢者施設3施設、障害者通所施設3施設、通所介護施設の計8施設でクラスターが認定された。

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