【新型コロナ】藤沢駅北口近くのホテルを宿泊療養施設に 神奈川県、9日から利用開始

神奈川県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県は3日、藤沢市藤沢のホテル「東横INN湘南鎌倉藤沢駅北口」を活用し、新たな宿泊療養施設を開設すると発表した。9日から利用を開始する。県内の宿泊療養施設は12カ所目で、湘南地域県政総合センター管内では初めての開設となる。

 同ホテルの受け入れ可能室数は146室。12カ所合計の受け入れ可能室数は2238室になる。

 県内の宿泊施設療養者は、2日時点で165人。県は病床の逼迫(ひっぱく)に備え、療養者の中で重症化リスクのある人の入所を優先させており、「今後、高齢者の感染が増えてくれば稼働率は上がってくる」としている。

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