知事選の候補者、佐喜真氏を有力視 西銘沖縄相、自身の出馬改めて否定

 西銘恒三郎沖縄担当相は5日、自民党の県知事選候補として名前が挙がっている前宜野湾市長の佐喜真淳氏について、「全県選挙で32万票近くとったのは彼しかいない。もちろん名前は挙がる」と述べ、有力視した。那覇市内で記者団の取材に答えた。
 知事選や参院選の候補者絞り込みに向け、6日に自民党県連役員らと意見交換を行うと明らかにした。一方、自身の知事選出馬については「全くない。国政に専念するという基本から微動だにしていない」と改めて否定した。
 西銘氏は5日に、新型コロナウイルス対策としてモデルナ製ワクチンの追加接種を那覇市内で受けた。2回目までと異なるワクチンを使う「交差接種」となった。
 「針を刺されたのも分からないくらいだった。県民の皆さまに、自分のためにも皆のためにもワクチン接種を勧めたい」と呼び掛けた。
 (知念征尚、写真も)

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