『シビック・タイプRプロトタイプ』2台がホンダレーシングサンクスデーにサプライズ登場

 2月6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されている『ホンダレーシングサンクスデー2021-2022』において、2022年内に発売が予定されている『ホンダ・シビック・タイプR』のプロトタイプがサプライズで走行を行った。

 初代から数えて11代目となる新型シビックは2021年4月、まずは北米でセダンタイプが発表され、2カ月後の6月にハッチバックタイプが世界初公開された。その後8月5日に正式発表されたハッチバックは、9月3日から日本でも販売が開始されている。

 そんな新型シビックのハイパフォーマンスモデルである『TYPE R(タイプR)』について、ホンダは8月時点で“e:HEV”を搭載したハイブリッドモデルとともに2022年の発売を予告しており、現在もカモフラージュ柄のプロトタイプモデルで開発が続けられている。

 そんなプロトタイプは、東京オートサロン2022でも展示が行われたが、2月6日に鈴鹿サーキットで開催されているホンダレーシングサンクスデーでファンの前を走行した。

 イベント内“シビックバトル”で走行した2台のプロトタイプは、引き続き赤黒に歴代シビックが描かれたカモフラージュ模様でファンの前に登場すると観客から歓声が沸き起こり、伊沢拓也と山本尚貴がステアリングを握ってバトルを繰り広げた。

 シークレットとなっていたプロトタイプモデルの登場に、サーキットに訪れたファンたちは大きな盛り上がりを見せて走行は終了し、市販モデルやモータースポーツ車両の登場に期待を寄せるデモランとなった。

バトルを繰り広げる『シビック・タイプRプロトタイプ』
ホームストレートをテール・トゥ・ノーズで駆け抜ける『シビック・タイプRプロトタイプ』
バトルを繰り広げる『シビック・タイプRプロトタイプ』
デモランを行った『シビック・タイプRプロトタイプ』のリヤビュー

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