人気デザイナー、お手本はミニーマウス「素晴らしいファッションセンス」

英ファッションデザイナー、ステラ・マッカートニー(50)は、ミニーマウスのことを 「とても素晴らしいファッションセンス」の持ち主と考えているようだ。フォーブス誌にステラは、ディズニーの人気キャラクター、ミニーマウスについて、「私がミニーのことを好きなのは、彼女が幸せや自己表現、本物であることを体現し、世界中のあらゆる年齢の人々にインスピレーションを与えるという事実。それに、彼女はとても素晴らしいファッションセンスを持っているわ」と話す。

環境に配慮したデザインを目指すステラは、新コレクションを3月のパリ・ファッションウィークでお披露目の予定、その中にはミニーマウスや近世紀的な生活からインスピレーションを得た話題のパンツスーツが含まれており、「ミニーにとって初めてのパンツスーツをディズニーランド・パリで着てほしかったので、私のデザインでよく知られている青いタキシードを、信頼できる仕入れ先から手に入れた生地を使って制作しました」と続ける。

同デザインは、パンツスーツファンとして知られる元米国国務長官のヒラリー・クリントンがツイッターで高評価を表明している一方、「利益優先のマーケティング策略」との声も上がっており、ファッション界を二分している。

そんなステラはディズニーとの同コラボレーションに先立ち、1969年のビートルズを映し出したピーター・ジャクソン監督の約8時間に及ぶドキュメンタリーシリーズ『ザ・ビートルズ:Get Back』のディズニー・プラス配信を記念し期間限定コレクションをデザインした。倫理的に調達されたサステナブルな商品の中には、ステラの父であるポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンの姿が描かれたトートバッグが含まれている。

昨年11月、ステラはこうコメントしていた。「ビートルズは、ポジティブな変化を求める文化的なムーブメントの顔であり、世界中の何百万人もの人々の生活を形どり続けているのです。この限定コレクションが、時代を超えたメッセージを新しい世代に伝え、喜ばれることを願っています」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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