OGフェブラリーカップミニ四駆大会 自慢のマシン成果競う 面白さ、自由度無限大

 「OGフェブラリーカップ ミニ四駆大会」が5日、上越市西本町3の無印良品直江津内「Open MUJI」で開かれた。中学生以下のジュニアクラスに18人、高校生以上のレギュラークラスに21人が参加。工夫を凝らした自慢のマシンを持ち込み順位を争った。

 ミニ四駆はモーターで動かす自動車模型で、専用のコースで走らせる。1980年代後半に第1次ブームが起こり、現在は第4次ブーム。第1次ブームの頃に子どもだった世代が子どもと一緒に楽しむなどしている。

 大会はトーナメントで、2~3人が対戦。ジュニアは1回戦・準決勝・決勝、レギュラーは1、2回戦・準決勝・決勝と勝ち進んだ。

ジュニアクラス決勝のスタート

 レギュラーで優勝した妙高市の「西」さん(48)は、子どもの影響で5、6年前に始めた。「大会のためにマシンを用意したが、コースに合わなかったので普段のものを使ったら優勝できた」と話した。ジュニアの優勝は長岡市の小学3年生、「奏」君。2年前に始めてから優勝は初めてで、「うれしい。(ミニ四駆は)自由度が無限なところが面白い」と話した。

ジュニアクラス(前列)、レギュラークラスの上位入賞者と庄山実行委員長(後列右)が記念撮影

 大会ではマシンのドレスアップを競う「コンクール・デレガンス」も行われた。えちごトキめき鉄道がグッズなどの販売コーナーを設けた。

 同大会は大島自動車販売(同市高土町1)を中心としたOGミニ四駆大会実行委員会(庄山武志実行委員長)が主催。コロナ禍の中、家の中で親子が一緒に製作した成果を発揮する場として初めて実施した。今後も継続の予定がある。

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