夜桜もオススメ!新潟駅から簡単に行ける桜スポット4選

新潟市内の桜の開花時期は?

新潟市内の桜の開花時期は4月上旬〜中旬と東京や西日本よりも一歩遅れて始まります。

せっかく日本に来たけど、桜の満開時期に間に合わなかったという人は、新潟県まで足を伸ばして桜を満喫してみてはいかがでしょうか。

今回はその中から、新潟駅から電車やバス、徒歩で行くことのできる、近くて行きやすい桜スポットを紹介します。

1.夜桜も美しい白山公園の空中庭園

まずは白山駅(はくさんえき)から歩いて約10分の場所にある、「白山公園空中庭園」を紹介します。白山駅は新潟駅の1つ先の駅で、電車で5分ほどで着きます。

新潟を代表する神社・白山神社のすぐ隣にあり、桜のシーズンには多くの人が訪れます。白山神社の鳥居をまっすぐ進むと、桜並木へとたどり着き、さらにスロープを上ると、一面の桜景色が現れます。

夜にはライトアップも行われ、昼間とは違った風景を楽しむことができます。水路や池、滝などもあり、水面に映った桜がとても幻想的です。

2022年のライトアップ開催情報については、公式HPをご確認ください。

2.信濃川やすらぎ堤緑地

白山公園空中庭園をそのまま歩いて抜けると、日本一長い信濃川の堤防、やすらぎ堤左岸緑地に出ます。

両岸に桜並木が続き、下流の萬代橋までゆっくりと歩いて楽しむことができます。途中で腰を下ろし、桜を堪能しながら語り明かすのもよさそうですね。

また例年4月上旬〜5月上旬の18:00〜21:00には、ぼんぼり(小型の行燈。照明器具)が点けられます。昼間も夜も違った楽しみ方ができるので、時間のある方は、どちらも訪れてみてはいかがでしょうか?

詳しくは、公式HPをご覧ください。

3.旧新潟税関の桜

歴史好きにぜひ行ってみてほしい場所がこちらの新潟税関です。江戸時代末期、江戸幕府が諸外国と結んだ修好通商条約によって、新潟は開港5港の1つに選ばれました。

そして明治時代になった、明治元年11月19日(1869年1月1日)に新潟は開港します。関税業務を行う役所として新潟運上所が建てられ、重要文化財:旧新潟税関庁舎として開港5港の中で唯一、当時の姿そのままに現存しています。

地元の大工さんが西洋建築に似せて造った建物なので、「擬洋風建築」と呼ばれているそうです。明治2年に建てられた建築と桜のコラボレーションを楽しむことができます。江戸時代明治時代にも同じような風景が目の前に広がっていたのかもしませんね。

4.信濃川ウォーターシャトル お花見クルーズ

新潟市内中心部に近い信濃川の河口部から新潟ふるさと村までを運航する、水上バス「ウォーターシャトル」。信濃川やすらぎ堤の両岸に咲く、約1,000本の桜を、船の上から眺めることができます。

川岸から桜を見ることはあっても、川の中から桜を見る機会はそうないのではないでしょうか。乗船の予約をするとお花見弁当も用意してくれるので、ゆっくりとお弁当を食べながら、桜を楽しみながら新潟の春を満喫することができますよ。

2022年の「お花見クルーズ」開催情報は、公式HPをご確認ください。

お花見クルーズ

期間:開花に合わせて実施(1日限定)
料金:お弁当代+飲み物代+乗船代=3,200円(1人あたり)
乗船時間:約45分間
集合場所:朱鷺メッセ、萬代橋西詰、万代シティの3ヶ所から選択可能です。
お申し込み:要予約。https://www.watershuttle.co.jp/
電話:025-227-5200(9:00〜18:00・日本語のみ)

まとめ

日本の春の風物詩である、桜。しかし残念ながら、満開の時期が短いのも桜の特徴です。

東京や西日本で満開の桜を見逃してしまった人は、新潟県まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。きっと美しい桜があなたを楽しませてくれることでしょう。

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