ステンレス製品が得意な中国ブランド、CAMPING MOON(キャンピングムーン)から大型でコストパフォーマンス高そうな焚き火台が出ていたので買ってみました。複数人でも余裕を持って楽しめる焚き火台なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台「A3型ソログリルラージ」とは?
今回ご紹介するのはこちら、CAMPING MOON(キャンピングムーン)「A3型ソログリルラージ」です。ソロ用の小さめな焚き火台があるのですが、それのラージサイズですね。
大きさの割に値段は3,880円と安いんですよ。展開サイズは42㎝四方の正方形になるので、複数人で余裕を持って楽しめる焚き火台ではないかと思います。
ポイントはこちら!
CAMPING MOON(キャンピングムーン)焚き火台のポイント
- コンパクト収納が可能な厚手のケース
- グループキャンプで楽しめる大型サイズ
- 通気性の良いメッシュシート
- 高さ調節ができるゴトク
- 耐荷重10㎏の強度
ひとつずつ見ていきましょう。
ポイント(1)コンパクト収納が可能な厚手のケース
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の製品は、このような丈夫なコットン素材のケースに入っていることが多いんですよね。すごく厚手のケースです。
このケース、二部屋に分かれているのが良いですね。灰が付いたシートを入れる部屋と、フレーム類を入れる部屋が別になっています。使い勝手が良さそうです。
42㎝四方の大きいメッシュシートも、収納時ははみ出た分を折り曲げる形で収納するんですね。こうすることでコンパクトなA3サイズになります。
ポイント(2)グループキャンプで楽しめる大型サイズ
説明書通りに組み立ててこれで完成です。体重をかけても全然大丈夫。メッシュは華奢な印象がありますけど、骨組みはがっしりした焚き火台です。
ゴトクを乗せるとこんな感じ。900mlサイズのクッカーを置いても余裕です。
[ 画像が省略されました ]
これは一人で小さく焚き火をするための物じゃないですね。グループで充分楽しめるサイズ感です。
以前ご紹介したことのある、DOKICAMP(ドキキャンプ)の焚き火台を並べてみました。これくらい大きさが違います。
40.5㎝の薪を置くと、DOKICAMP(ドキキャンプ)は少しはみ出ますが、CAMPING MOON(キャンピングムーン)だと真横に置いても収まります。
ポイント(3)通気性の良いメッシュシート
メッシュシートは通気性も良さそうですよね。
[ 画像が省略されました ]
以前使っていたクオルツの焚き火台がメッシュシートでしたが、ワンシーズンがんがん使った限りは穴が空くことはなかったですね。確かに何度も使うと、耐久性はステンレスの板よりも劣るんじゃないかと思います。
現状、替えの網は販売されていないので、Amazonの別メーカーで同じ42㎝四方のメッシュシートが売っていたので買ってみました。
まだ届いていませんが、ちゃんとハマったらYoutube動画の概要欄でお知らせします。
ポイント(4)高さ調節ができるゴトク
あと便利そうなのはこのゴトクですよね。端が曲がっているのでずれにくそうです。
高さ調整が可能で、下の方に設置するとこんなふうに使えます。これはいいね。
火床は真ん中がへこむので、この状態でゴトクまでの高さは約10㎝。上の段にすると14.5㎝くらいですかね。
置き火だったり炭火を作ったりして、ゴトクと網を置いて食材を焼くこともできそうです。
ポイント(5)耐荷重10㎏の強度
あとは強度ですね。重量は1.65㎏。メッシュシートは軽いですが、フレームがステンレス製でかなりごつい。力を入れても全然曲がりません。
静止状態で耐荷重10㎏と記載されていますので、8㎏のダッチオーブンを置いてみましたが大丈夫です。焚き火調理もしやすそう。
[ 画像が省略されました ]
ここまでの印象は、すごくしっかりしている大きな焚き火台だと言えます。あとはこのサイズにしては圧倒的に安いんじゃないですかね。気になるのはやはり、メッシュシートの耐久性に不安を感じることでしょうか。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の薪ばさみも買ってみました
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火アイテム、もう一点買ってみたんですよね。ステンレス製の薪ばさみです。すごくないですか、この質感。
全長は41.5㎝、重さは393g。黒い鉄製の物はよく見ますが、このギラギラしたステンレス製のごつい薪ばさみというのも重厚感がありますね。
動きは硬すぎず柔らかすぎずといったところです。ごついからグラつくこともないですね。しっかり掴めそう。これはかなり太い薪でもしっかり持つことができそうです。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台と薪ばさみを使ってみた
それではこれらを使って火入れをしてみましょう。
ちょっと風が強いのでスクリーンで囲いました。ちなみにこれはField to Summit(フィールドトゥサミット)のスクリーンでホームセンターで安く買えます。
火床が広いので、薪をどんどんくべても大丈夫ですね。さすがメッシュの火床は良く燃えます。太くて大きな薪を置いても余裕ですね。しかもこういうスクリーンを付けたら冬は最強ですね。とってもあったかい。
次はゴトクを置いてお昼ご飯をつくります。ゴトクを一段下げてみましょうか。
よし、できました。焚き火で作ると格別です。
この焚き火台はとにかく広い。薪がくべやすくて良く燃える。焚き火台をどけてみましたが、下に落ちていた灰はこのくらいでした。
この薪ばさみは普通に使いやすいです。全然ぐらぐらしないし、重厚感もあって良いんじゃないでしょうか。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台のメリット・デメリット
実際に使ってみて感じた、**CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台のメリット*とデメリット*をまとめてみました。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台のメリットは?
まずはメリットを整理してみましょう。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台のメリット
- しっかりした頑丈な造りで安定感がある
- ゴトクの2段調整が便利
- 複数人で使えるサイズ感
- コンパクトに収納できて持ち運びやすい
- この大きさ・使い勝手でお値段3,880円と安い
[ 画像が省略されました ]
私の基準だとソロキャンプには大きすぎるかなという気がします。複数人で使う時は収納も薄いので持ち運びやすいし、便利でしょうね。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台の気になるところ
気になった点はこちら。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台の気になったところ
- 「ソログリルラージ」という名前だが、ソロキャンプには大きすぎるかも
- メッシュシートはステンレス製の火床に比べて耐久性は落ちそう
ソロキャンプに使いたい人は、今回ご紹介した焚き火台の小さいサイズもあるので、見てみてくださいね。
CAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台はグループキャンプにおすすめ!
今回はコンパクト収納の割に大型で、使い勝手が良さそうなCAMPING MOON(キャンピングムーン)の焚き火台をご紹介しました。グループキャンプにもおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!