東・西日本、沖縄・奄美の向こう2週間の気温は、はじめの1週間程度は寒気の影響を受けにくく、平年並みか高い日が多くなるが、その後は寒気の影響を受けやすいため低い日が多い見込み。特に、15日(火)ごろからの5日間ほどは西日本や沖縄・奄美で、16日(水)ごろからの5日間ほどは東日本で、気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。このため、気象庁はこれらの地方に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。
また、14日(月)ごろからの5日間ほどは東北の日本海側で、15日(火)ごろからの5日間ほどは山陰や近畿北部で、16日(水)ごろからの5日間ほどは東日本の日本海側で、降雪量が平年よりかなり多くなる可能性があるとして、気象庁は「大雪に関する早期天候情報」を発表した。農作物の管理に注意すると共に、除雪などの対応に気を付けるよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。