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2月5~6日の2日間、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでMotoGPクラスのセパン公式テストが開催された。セパンで公式テストが行われるのは2020年の2月以来、2年ぶり。中上は用意された2台の新型マシンの確認を行い、2日間で合計104ラップ周回し、総合13番手で終えている。
2年前のセパン公式テストは、2019年のシーズン終盤戦に右肩の手術を受けたため十分な状態で臨めなかった中上だが、今回は万全の体調で挑むことができた。テスト初日は最高気温33度と終日ドライコンディションでの走行となった。中上は2022年型ホンダRC213Vのシェイクダウンに着手し、62ラップを刻み、ベストタイム1分59秒634の12番手で初日のテストを終えた。
2日目はトップから17番手までのライダーが1分58秒台を記録し、1秒差に18台がひしめく接戦の2日目のテストとなった。中上は午後から雨が降り、予定していた周回数を消化できなかったが、42ラップを刻み、初日を上回る1分58秒607までタイムを短縮させ、13番手でテストを終えた。
続いて2月11~13日にインドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われるマンダリカテストで最後の調整に挑む。
■中上貴晶(初日:12番手/2日目:13番手)
「ここセパンでの2日間のテストは、とてもいいものでした。昨日からマシンに対する自信を深め、解決策を見出すことができました。今年のマシンは本当にすばらしい可能性を秘めていて、その点でもとても満足しています」
「メカニックたちは、この2日間、本当にたいへんでしたが、彼らはすばらしい仕事をしてくれました。チームに感謝したいと思います。次のマンダリカでのテストは、新しい国、新しいサーキットなので、とても楽しみです」
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