九州平野部でも雪のおそれ 交通障害や農作物の管理に注意

8日(火)は、南西諸島や関東の南東海上の低気圧がそれぞれ東進し、オホーツク海には別の低気圧が発生します。一方、華中付近の高気圧がほぼ停滞し、小笠原諸島付近には別の高気圧が顕在化するでしょう。
北日本は、雲が広がりやすく日本海側を中心に雪が降り、風が強まってふぶく所もある見込みです。東日本は、日本海側では雪が降りますが、太平洋側はくもりや晴れとなるでしょう。西日本は、雲の多い天気となって、近畿の日本海側や山陰では朝まで雪の降る所があり、九州では午前中を中心に所により雪や雨が降る見込みです。南西諸島は雨の降る所が多く、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。
特に、九州では平野部でも雪の降る所がありそうです。路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理などに注意してください。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:8日午前9時の予想天気図。

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