日本海側では雪が強まっても、引き続き、なだれや落雪などに注意が必要だ。

　きょう8日（火）は西日本では変わりやすい天気で、九州や四国では雪になる所があり、山地を中心に大雪になるおそれがある。

　関東は晴れたり曇ったりだが、空気の乾燥した状態が続きそうだ。

　また、きょうも全国的に厳しい寒さが続く見込み。

雪が弱まっても油断せず

　日本海側の雪のピークは超えて、きょうは札幌など晴れ間のでる所もありそうだ。

　ただ、記録的な大雪になった所があり、滋賀県の米原では平年の7倍、岐阜県の米原では平年の10倍以上の雪が積もっている状況となっている。

　また、北日本でも平年を上回る積雪となっている所があるため、雪が弱まっても引き続き、なだれや落雪などに注意が必要だ。

　きょうは日本海側では朝晩を中心に雪の降る所があり、北陸では局地的に降雪が強まる見込み。

西日本で雪の所も

　きょうは南の海上を低気圧が進むため、西日本では不安定な天気となる。

　午前中を中心に九州や四国周辺に雨雲がかかりやすく、雪になる所もありそうだ。

　特に九州では山地を中心に大雪になるおそれがあり、交通障害などに注意が必要となる。

　沖縄の雨も午前中までとなりそうだ。

関東は続く乾燥

　東日本は、関東など太平洋側では晴れ間がありそうだ。

　ただ、そのぶん空気の乾燥した状態が続く見込み。

　東京では2週間近く乾燥注意報が継続して発表されており、引き続き火の取り扱いなどに注意が必要となる。

きょうも寒さ対策は万全に

　日中の気温はきのうと比べると高い所もあるが、全国的に厳しい寒さが続く。

　西日本でも10℃に届かない所が多いため、きょうも万全な寒さ対策が必要だ。

（気象予報士・多胡安那）